辰水神社のジャンボ干支とは
三重県津市美里町の辰水(たつみず)神社では、毎年その年の干支を巨大オブジェとして奉納し、参拝者がその下をくぐって願いを込める「干支潜門(えとくぐりもん)」として親しまれています。くぐることで「家族円満・万民和楽・五穀豊穣」を願う——という説明が、津市観光協会の案内などで紹介されています。
(※設置期間は年によって前後します。例年は12/29〜2/11が目安として案内され、年によっては3月末まで展示と追記されることもあります。)
歴史・はじまり(昭和61年〜)
ジャンボ干支は、昭和61年(1986年)から続く取り組みとして紹介されています。地域の文化振興・地域活性の文脈で育ってきた冬の風物詩で、年末年始に県内外から多くの人が訪れる“地域のシンボル”になりました。
また、制作の担い手は、当初の流れとして「城山十二人衆」など地域の農業後継者側の取り組みから、現在はボランティアグループ「ふるさと愛好会」へ受け継がれたとのことです。
ジャンボ干支の制作には毎年数か月を要する“手作業の大作”として紹介されており、単なる展示物ではなく「地域の知恵と手間」が詰まった行事である点が大きな魅力です。
存続の危機と支援の動き
辰水神社(津市美里町)のジャンボ干支は、2025年末に「2026年で最後になるかもしれない」と津市観光協会が発信し、存続が危ぶまれていることが伝えられました。理由は主に、制作メンバーの高齢化(後継者不足)と、制作費の確保が難しい(資金難)ためです。
これを受けて「辰水神社のジャンボ干支をみんなで守るプロジェクト」では、制作に関わる有志が約20名規模で、9割が高齢者・若手が少数、さらに従来の戸別集金が限界になってきたことなど、現状の課題を説明しています。
ジャンボ干支の存続支援は、2025年末に立ち上がったクラウドファンディング(FOR GOOD)を中心に案内されました。津市観光協会の発信では、1口1,000円から支援可能で、集まった資金は制作費や次年度への準備金に充てられると説明されています。
壱(一) ジャンボ干支「子」
この干支を探しています
ジャンボ干支は、丑・寅・卯…と毎年それぞれの企業や地域へ“嫁入り”しています。
しかし現在、この干支の設置場所がまだ確認できておりません。
もし
「見たことがある」
「うちの近くにある」
「会社に置いてあるかもしれない」
などの情報がございましたら、ぜひご一報いただけますと幸いです。
地域の記録として、そして辰水神社のジャンボ干支の歩みを正確に残すために、皆さまのお力をお借りできればと思っております。
小さな手がかりでも構いません。どうぞよろしくお願いいたします。
弐(二) ジャンボ干支「丑」
令和三年(2021年)、丑年の主役として誕生したジャンボ干支「丑」。堂々たる黄金の牛は、津市の老舗精肉専門店ステーキなかお様のもとへ嫁入りしました。
屋根よりも高く、通りを見渡すその姿は圧巻。まるで町を見守る守護牛のように、ゆったりとした存在感を放っています。
道路沿いの看板上に設置され、遠くからでもひと目でわかる存在感。干支としての役目を終えた今も、地域の風景の一部として静かに佇み続けています。
一年の縁起物でありながら、そのスケールと完成度はまさに“作品”。辰水神社のジャンボ干支の歴史を語るうえで、欠かすことのできない一体です。
参(三) ジャンボ干支「寅」
この干支を探しています
現在、この干支の設置場所がまだ確認できておりません。
もし
「見たことがある」
「うちの近くにある」
「会社に置いてあるかもしれない」
などの情報がございましたら、ぜひご一報いただけますと幸いです。
小さな手がかりでも構いません。どうぞよろしくお願いいたします。
肆(四) ジャンボ干支「卯」
中西水道様(津市美杉町石名原)の敷地には、辰水神社のジャンボ干支のうち 、2011年の卯と2023年の卯が並んだ姿を楽しめます。2体並ぶと迫力もかわいさも増すので、ぜひ“正面→斜め”の順でぐるっと見てみてください。
中西水道様に安置されている2体のジャンボ干支「卯」の3Dモデル
伍(五) ジャンボ干支「辰」
この干支を探しています
現在、この干支の設置場所がまだ確認できておりません。
もし
「見たことがある」
「うちの近くにある」
「会社に置いてあるかもしれない」
などの情報がございましたら、ぜひご一報いただけますと幸いです。
陸(六) ジャンボ干支「巳」
2025年の巳は黄金の小判を抱いた白蛇で、とぐろを巻いた姿が特徴とされています。そして辰水自動車では、2025年(白蛇)と2013年(黄金のヘビ)が一緒に並ぶ姿を見ることができます。
有限会社辰水自動車様に安置されている2体のジャンボ干支「巳」の3Dモデル
漆(七) ジャンボ干支「午」
捌(八) ジャンボ干支「未」
津市美里町日南田にある「福山木材」に嫁入りしている、未(ひつじ)のジャンボ干支。
丸みのある体つきと、くるんと巻いた角、そして表情のやさしさが印象的で、近くで見るほど“かわいさ”と“迫力”が同居している一体です。
この未は、羊毛のモコモコ感を思わせる彫り(表現)が細かく、光の当たり方で陰影が出て、立体感がぐっと増します。
遠目にはどっしりと構える存在感、近づけば細部の造形が見えてくる——ジャンボ干支らしい「見上げる楽しさ」と「見込む楽しさ」の両方が味わえます。
ジャンボ干支「未」の3Dモデルです。
玖(九) ジャンボ干支「申」
平成28年(2016年)、津市美杉町興津にある「かわせみ庵」に嫁入りした 申(さる)のジャンボ干支。扇を掲げた晴れやかな姿と、衣装の絵柄まで描き込まれた造形が印象的で、正月の縁起物らしい「お祝い」の空気をまとった一体です。
平成28年のジャンボ干支「申」の3Dモデルです。
拾(十) ジャンボ干支「酉」
【ここにキャプション】
拾壱(十一) ジャンボ干支「戌」
この干支を探しています
2018年、2006年の「戌」を探しています。
もし
「見たことがある」
「うちの近くにある」
「会社に置いてあるかもしれない」
などの情報がございましたら、ぜひご一報いただけますと幸いです。
小さな手がかりでも構いません。どうぞよろしくお願いいたします。
拾弐(十二) ジャンボ干支「亥」
撮影にご協力いただいた皆さまへ
本企画の撮影・取材にあたり、ジャンボ干支の嫁入り先の皆さまよりご理解とご協力を賜りました。心より御礼申し上げます。
現地での短い時間にもかかわらず、温かく迎えてくださり、案内やお声がけをいただいたことで、単なる“映像の記録”ではなく、その場所が持つ空気や距離感まで残すことができました。
また、ジャンボ干支という取り組みを大切に守り、形にし、次へとつないでこられた皆さまのご尽力に、深く敬意を表します。毎年の積み重ねがあるからこそ、私たちはこうして今年も出会い、季節の節目を実感できます。
いただいたご厚意に恥じないよう、今後も安全と周囲への配慮を最優先に、地域の記録として丁寧に発信してまいります。








