ときわたりでは、歴史的建物や地域の風景を3Dで記録する活動を行っています。
建物や風景は、少しずつ変わっていきます。だからこそ、今の姿を立体的に残しておきたい。
そんな思いから、撮影と記録を続けています。
【1】3Dモデル(立体記録)
写真をたくさん撮り、建物や像などをそのまま立体にします。
画面の中で、くるくる回せる。ぐっと拡大できる。細かい部分までのぞきこめる。
まるで手の上に模型を置いたように、建物を自由に見ることができます。
そしていつか形が変わっても、そのときの姿は立体のまま残ります。
【2】空撮(建物・敷地・風景の全体記録)
ドローンで、建物や敷地を空から撮影します。
その場所がどんな環境にあるのか、全体の姿を記録できます。
【3】360°パノラマで全方位を記録
画面をぐるぐる。くるっと振り返る。
見上げて、見下ろして、その場を一周できる記録です。
建物の外も中も、自分の目で歩くように確かめられる。
写真では伝わらない空間の広さや距離感まで、そのまま残します。
「そこに行けなくても、ぐるっと見られる。」それが360°撮影です。
ときわたりの活動は
■ 在りし日の姿を、未来へ残すために
家も、人も、地域の風景も──私たちが気づかぬうちに、静かに、しかし確実に変化していきます。
時間の経過は、単に「古くなる」だけではありません。
暮らしの気配や記憶、そこで積み重ねられてきた物語が深く染み込み、未来にとって価値ある記録へと育っていく過程でもあります。
しかし、どれほど価値が生まれても、その瞬間そのものは二度と戻りません。
実家の柱に差す朝日、家族が集まった夕暮れ、空き家になる前の佇まい──
どれも一度失われれば、もう同じ形では決して見ることのできない景色です。
■ 技術が変わっても、「記録の価値」は変わらない
かつて白黒写真が“最先端”だった時代があります。
今私たちが使うデジタルカメラや、ドローンの空撮、360°カメラ、3Dスキャンも、
50年後・100年後には「当時の最新技術」として語られるでしょう。
どの時代の記録も、その当時は“何気ない日常”でした。
けれど、時間が経つほどに価値を帯び、未来の誰かへ物語を手渡す力を持ち始めます。
だからこそ──
失われてしまう前に残すこと。これが現代に求められるデジタル記録です。
■ 「ときわたり」が大切にしていること
ときわたりは、
- ドローン空撮
- 360°室内撮影
- 建物や庭を3Dデータ化するデジタルアーカイブ
といった技術を通じて、大切な場所の“今”を未来へ渡すお手伝いをしています。
私たちが残すデータは、
単なる写真や映像ではなく、
地域の記憶や地域の歴史を支える「未来への贈り物」です。
それは華やかな仕事ではありません。
誰にも気づかれないかもしれない、静かで小さな営みです。
しかし、数十年後にこの地域を振り返る誰かにとって、
一枚の写真や一つの3Dモデルが、大切な記憶を呼び戻す窓になる。
その未来を思い描きながら、ときわたりは丁寧に記録を積み重ねています。
■ 在りし日の姿を、確かに未来へ。
時間が育てる価値を、そのままの形で次の世代へ手渡すために──
ときわたりは、かけがえのない“今”を、美しく残し続けます。
ときわたり 代表 岡村 佳拓
