📝 間鼻島灯台(まばなしま とうだい)の記録とご紹介
三重県南伊勢町・中津浜浦の沖合に、小さな白い灯台がひっそりと立っています。
「間鼻島灯台」は、昭和45年(1970年)に建てられた、高さ約10メートルの円柱型灯台。五ヶ所湾を行き交う漁船たちにとって、50年以上ものあいだ“静かな道しるべ”となってきました。
灯台が立つのは、無人の小さな岩礁「間鼻島(まばなしま)」。湾岸の集落からも遠く、普段は人の気配もなく、ただ海と空の中にぽつりと存在しています。
近くの中津浜浦海浜公園や礫浦の港から、その姿を望むことができます。夏にはカヤックやSUP(サップ)で灯台のそばまで近づくこともでき、地元ではひそかな人気スポットとなっています。
華やかな歴史があるわけではありませんが、毎日、同じように海を照らし続ける灯台の姿には、地域の日常とともにある“風景の記憶”が感じられます。
「ときわたり」では、こうした目立たないけれど大切な風景を、3Dモデルや映像、記録写真として後世に残していく活動を続けています。
この灯台の記録もその一環として制作したものです。
🛰 空撮映像(動画)
🧱 3Dモデルビュー
Tokiwatari_temple1 by tokiwatari on Sketchfab
📌 備考
- 撮影日:2025年6月28日
- 使用機材:DJI Mini 4 Pro、RICOH THETA X、Metashape など
- 撮影者:岡村佳拓(ときわたり)